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Author:鯨洋一郎
小学生時代からのベイスターズ(当時はもちろん大洋ホエールズ)ファン。かれこれ40年以上、大洋・横浜一筋の精神科医です。

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51勝92敗で全日程を終了!何とも情けない2シーズン続けての90敗越え!

先発藤江好投も最終戦を飾れず!ついに借金41でシーズンを終了!

 いやあ、実に酷いシーズンだった。ヨーイドンからいきなりの6連敗で始まり、ついに一度も最下位から脱することなくダントツのビリでシーズンが終わってしまった。
 51勝92敗という悲惨な成績である。
 対戦成績でも、巨人と中日には6勝18敗、阪神に9勝15敗、交流戦6勝18敗という悲惨さで、広島にも11勝13敗と負け越し、唯一優勢だったヤクルトにも終盤連敗を重ね、13勝10敗とたった3つしか勝ち越せなかった。
 チーム打率は.239というセリーグ最下位の低打率、チーム防御率もセリーグ最悪の4.347という成績ではチームの成績もさもありなんといったところだろう。
 確かにWBCのせいで、主砲村田をスタートから欠いたり、準エースの寺原の故障という不運はあった。しかし、たったそれだけをこの悲惨な成績のいいわけにはできない。
 まず序盤に、大矢監督が試みた新人主体の先発オーダー、これがまずはつまづきの元だった。
プロ経験のない松本や山崎、細山田の三人が先発オーダーに並ぶようでは相手から見下されても仕方がなかった
。さらに2番仁志の極端な不振や新外国人ジョンソン、さらには打線の中核を担う吉村の不振も痛かった。結局、内川にすべての負担がかかってしまい、打線が機能しなかった。
 寺原を欠いた投手陣もエース三浦がまさに孤軍奮闘という形しかとれず、期待の新外国人も、グリン、ウォーランド、マストニーが期待通りの活躍とは縁遠い成績しか残せなかったことも大きく響いた
 5月半ばから大矢監督の後を受けて監督代行に就任した田代さんは、そんな非力な戦力のもと必死で闘った。思うような成績はの残せなかったが、その采配は見事だった。できることなら再度指揮を執って貰いたい。
 しかも明るい材料がないわけではない。打線でいえば、2番藤田の成長だろう。来年こそハマのイチローとして内川と首位打者争いを演じてくれそうにまで打撃開眼してくれた。ベテランの佐伯も12本の本塁打を打ってくれた。40歳となる来季も休み休み使ったらまだまだ活躍してくれそうだ。捕手陣では、武山が力をつけた。今シーズンも最初から武山を捕手の要として使っていたら違ったかもしれない。物足りないのは、石川だ。守備、打撃とも、もう一皮むけて欲しい。あとはジョンソンをどうするか。とびとびの起用ながら24本打った本塁打は魅力ではある。もう一年使ってみる手もあるが、できたらロバート・ローズ級のもっと打率を稼げる新外国人打者が欲しくもある。
 投手陣では、ラスト3試合に登板し好投した、藤江、桑原謙、小杉のトリオに来季の飛躍を期待したい。苦労人の松家も同様だ。そして後半の救世主となったランドルフもいる。
 来季は、三浦、ランドルフ、寺原、吉見、藤江、桑原謙、小林、小杉といった先発陣に、あと二人くらい強力な外国人先発投手を加えて立ち向かいたい。あとは那須野の復活待ちか…。
 中継ぎ陣も、木塚、加藤康、真田、石井裕、高崎、牛田、松家、高宮らの活躍と、そして今季不振だった加藤武、吉原、秦あたりにも復活して貰いたい。
 クローザーは山口俊がさらに成長してもらうしかないか。若手の阿斗里あたりも候補者だろうが、一人外国人を入れる必要もあるか。
 とにかくこの秋は積極的なトレードとドラフトで戦力を格段に増強しないと、間違いなくセリーグのお荷物となってしまう。そうなってしまっては情けなさ過ぎる。
 新球団社長、新監督に期待したい。ところで新監督はやはり生え抜きの斉藤明夫や遠藤あたりがいいと思うのだがどうだろうか…。平松、高木豊、大魔神佐々木なんて線もあるが…。 

テーマ : ベイスターズ優勝だ! - ジャンル : 日記

先発吉見好投3勝目!内川、村田、吉村のクリーンアップの活躍でカープに快勝!

やっぱり内川、村田、吉村のクリーンアップは強力だ!

 1番仁松本、2番に山崎、6番に高森と若手主体の先発オーダーだったが、それでも14安打7得点と久しぶりに打線が火を噴いた。その主役は、内川、村田、吉村のクリーンアップだった。初回も山崎、内川、村田と3連打のあと、吉村の2ランで鮮やかに3点を先取、6回に吉村を3塁に置いて、藤田がスクイズを失敗するも、その藤田がすかさず3塁打こで出塁すると、武山がピッチャー強襲ヒットで4点目。このところ打撃好調の武山は昨日は猛打賞を獲得した。7回には内川のタイムリーと村田の第26号2ランでさらに3点を追加。14安打7得点という久しぶりの打線の爆発で、カープに快勝だ。
 投げても先発の吉見が、3回まではパーフェクト。その後も小気味のよいピッチングを展開し、6回を投げて1点しか許さない好投を魅せた。このまま完投かとも思えたが、6回代打金城を送られて交代となってしまった。その後は高崎、工藤、山口俊でカープ打線を抑えて、7対3と快勝だ。
 これで吉見はようやくの3勝目。これまで先発で好投するも打線の援護がなかったり、後続が打たれたりしてなかなか勝利に恵まれなかったという不運はあった。しかし、吉見がその実力を発揮してせめて10勝くらいできていたら、今頃はどうなっていただろうさらに言えば、今季2勝の寺原が同じく10勝していたら、吉見と寺原であと15勝を上積みできたはずだから、今頃はCS争いの和の中にいたはずなのだ。そう思うと残念で仕方がない。来季こそ、この二人にどうしてでも各々10勝超えを期待したい。
 さあ、今季も残り3試合だ。4連勝で今季を締めくくろうではないか!

テーマ : ベイスターズ優勝だ! - ジャンル : 日記

やっぱり7連敗を止めてくれたのはランドルフだった!村田価値ある24号本塁打!

ランドルフ巨人を完封して5勝目!

 阪神、ヤクルト、広島と、CS出場権を巡って激しい戦いを続ける3球団を相手に7連敗を喫していたベイスターズ。昨夜の相手は、それら3球団と違ってすでに優勝を決めていささかモチベーションの下がっている巨人だった。それでも日本人エースの内海になんとか10勝目をつけさせようというモチベーションだけはあった。そんな巨人を押さえ込んだのは、今一番期待できる投手であるランドルフだった。確かに初物に弱いと言われる巨人とはいえ、坂本、小笠原、ラミレス、亀井、谷という強打者を揃えた巨人打線は怖い。そんな強力打線を相手にランドルフは被安打3という好投を魅せ、見事に初対戦で完封をやってのけたのだ。実に素晴らしいの一言だ。35歳にして投球数も149球という信じられない球数だが、その体力たるや驚くばかりである。8月半ばに来日初登板をして以来約一月半で5勝をマークしたランドルフ。前にも書いたが、来年は15勝は堅いと言っても決して過言ではないだろう
 一方このところ低調な打線は、昨夜も好投の先発投手をなかなか援護できないでいた。しかし7回の表、帰ってきた4番村田がやってくれた。打った瞬間それとわかる第24号本塁打は、高々と舞い上がりレフトスタンドの上段まで飛んでいった実に素晴らしい値千金の4番の働きだった。ラミレスと首位打者を争う内川も最終打席でヒットし3打数1安打。昨夜4打数1安打だったラミレスにわずかだが迫った。
 すでに最下位が決定し、何のモチベーションもなくなってしまったベイスターズ。
 あと残された目標は内川の2年連続首位打者獲得だけだ。せめてそれだけは達成して欲しいと切に願うばかりである。

テーマ : ベイスターズ優勝だ! - ジャンル : 日記

4回裏田代監督代行の先発投手交代という英断が金城の決勝タイムリーを生んだ!

またしても本塁打を含む猛打賞と大暴れ!絶好調男金城!涙のお立ち台!

 なんと言ってもポイントは4回裏の攻撃だっただろう。この回、ノーアウトから佐伯と吉村の連続2塁打で、2対2の同点に追いつき、続く山崎がバントを決めて1死3塁と勝ち越しのチャンスを作るも続く武山が三振して2死3塁。打順は先発投手吉川という場面。吉川は3回に2死1塁2塁から金本、新井に連続タイムリーを打たれ2点を献上するも4回表は阪神打線を三者凡退に討ち取って、それなりにゲームを作っていた。先発投手なのだからもう少し投げさせたい、若手だし育てなければならない、という思いは当然指揮官の中にはあっただろうが、ここで田代さんが大英断を下した。左の岩田に対して、左の下園を代打に送ったのだ。下園は田代さんの期待に応えて四球を選び2死1塁3塁とチャンスを拡大してくれた。ここで打席には絶好調で今一番信頼できる金城!前の打席でも1点差に迫るタイムリー2塁打を放っている。そんな金城は、痛烈なラインドライブのかかった当たりをレフト線に打ち込み、2者を生還させてくれる逆転タイムリー2塁打という素晴らしい結果を残してくれた。これが結局決勝打になったのだから、田代さんの決断はまさに英断だったと言うべきだろう昨日解説に当たっていた田淵氏は、その逆のことばかり話していた。「山崎の送りバントは反対だ。吉川に代打を送るべきではない」等々だ。その田淵氏が監督を務めた頃の福岡ダイエーホークスは、かつてどんな成績だったか思い起こすと、田代代行の監督としての手腕は読みというものは言っちゃ悪いが田淵氏よりもずっとずっと勝っているということだろう
 さて4対2とリードを広げたあと圧巻だったのは、リリーフ投手陣だ。まずは先の中日第三戦同様に5回からマウンドに立った高崎が2イニングスをしっかり0封すると、7回は真田が0封、8回は高宮と木塚で0封、9回は山口俊が堂々の三者凡退切りを演じてくれたのだ。結局好リリーフ陣を代表する形で高崎が4勝目をゲットできたのも嬉しい限りだ
 打線も8回裏、久しぶりに1軍に昇格した松本が2塁内野安打で出塁すると、金城が駄目押しの第9号2ランホームランを打ち込んでくれて6対2とし、続く藤田、石川が連続2塁打でさらに1点を加点するという乗り乗りの攻撃を見せて7対2としてくれた。金城も凄いが、4試合連続マルチヒットの藤田も凄い。一時期「ハマのイチロー」というニックネームを貰いかけた藤田だが、まさにその名に恥じない活躍ぶりだ。 
 そして2塁打2本ホームラン1本というすべて打点つきの3安打猛打賞で打点5を叩き出した金城選手。お立ち台では途中涙で言葉を詰まらせるシーンは感動した。シーズン当初から、松本や下園にポジションを奪われ、得意の左打席ではなかなか打席に立たせて貰えず、じっと我慢し続けていた男がシーズン終盤になって本来の打棒を炸裂させてくれている。まだ33歳という若さだ。これからもベイスターズの核弾頭として長く活躍して欲しい。下園や松本は、このところ不振の吉村と競わせてみたらどうだろうか。その方が吉村の刺激にもなろうというものだ
 さて7月以来の三連勝を決めたベイスターズ。今日は久しく勝ちに見放されているグリンが先発するだろう。来季の去就をかけてグリンには今季最高のピッチングを期待したい。
 首位打者どりへ、ややプレッシャーのかかった感のある内川にも頑張って貰いたい

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三浦、投打に大活躍!完投で11勝目と同時に球団歴代3位の通算135勝目をマーク!

浜スタで阪神に8対1と余裕の完勝佐伯の3ランが効いたぞ!村田の復帰戦を飾る!
 
 巨人戦でケチがついてからなかなか11勝目がとれないエース三浦がお得意さんの阪神戦のマウンドに立った。初回新井に、テキサス性の不運なタイムリーを打たれ1点を先行されたが、すぐその裏の先頭バッター金城がいきなり同点打をライトスタンドに打ち込んであっさり同点に追いつく。先の中日戦で2度の猛打賞を含めて8安打と絶好調の金城が波に乗っての第8号本塁打だった。
 そして3回の裏2死ランナーなしから藤田がヒット。内川のタイムリーでまず1点を勝ち越すと、驚異的な回復力で4番に復帰した村田がレフトへのヒットで続き、2死1塁3塁のチャンス。ここでベテラン佐伯がレフトへの3ランを打ち込み5対1とリードを確固たるものにしてくれた。久しぶりにお立ち台に立った佐伯の声はどことなく緊張し感激に震えている感もあった。「もうここには立てないと思ってました」という台詞はあながち謙遜ではなかったのかもしれない。来季はいよいよジョンソンにそのポジションを奪われるだろうという悲痛な思いと、そうはさせるかというベテランの意地をよく発揮してくれた
 さらにその後も三浦自身の犠牲フライや藤田のタイムリーなどで2点を追加、さらに8回裏も三浦の大きく弾む3塁ゴロの間に石川を迎え入れ8対1とダメを押す攻撃は見事だった。
 まさに三浦の投打に及ぶ活躍だった。
 これで三浦は11勝目をゲット。完投数6もセリーグトップに躍り出た
 さらに通算で135勝目という勝利数は、平松、秋山に継ぐ大洋・横浜球団単独第3位という立派な数に到達した。ただし第4位の遠藤、第5位の斉藤明雄も勝ち星を挙げにくいストッパーにまわった時期があることを考えると、あと20勝ぐらいは上げないと真の単独3位とは呼べないだろう。しかしいずれにしろたいへんな数字である。今季最低あと2勝して、通算200勝目指して頑張って欲しい。

 ところで今日の先発は誰なのだろう?
 藤江も小林も2軍降格となった今、若手先発候補と言ったら桑原謙か吉川くらいなものだが…。
 

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